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子どもの鼻水・耳・湿疹は小児科?耳鼻科?皮膚科?|症状別の受診先の目安

恵比寿こども医学受診・予防・子育てガイド

子どもの鼻水・耳の痛み・湿疹は、まず小児科で診てもらって構いません。小児科は「子どもの体全体を診る科」なので、耳・鼻・皮膚の症状も含めて診察し、専門的な処置や検査が必要と判断したときに耳鼻科・皮膚科・眼科をご紹介します。恵比寿こどもクリニックでは、耳鏡で鼓膜を見る、鼻を吸う、湿疹の塗り薬を出す、といった対応を日常的に行っています。

「何科に行けばいいか分からない」と迷う時間が一番もったいないので、症状ごとの目安をまとめました。

症状別:どこに行くかの目安

症状 まず小児科でよい 耳鼻科・皮膚科・眼科へ直接
鼻水・鼻づまり かぜに伴う鼻水、発熱がある、乳児 2週間以上続く黄色い鼻水で頭痛がある、鼻血を繰り返す
耳を痛がる・耳を触る 発熱やかぜの症状と一緒(中耳炎の多くは小児科で診断・治療できます) 耳だれが続く、聞こえが悪い、鼓膜切開や鼓膜チューブの相談
咳・ゼーゼー すべて小児科(喘息・クループ・肺炎の評価)
湿疹・かぶれ・とびひ 乳児湿疹、おむつかぶれ、あせも、とびひ、アトピー性皮膚炎の日常管理 広い範囲のやけど、いぼ・水いぼの処置、原因不明の発疹が長く続く
目やに・目の充血 かぜに伴う目やに、鼻涙管が詰まりやすい乳児 視力の心配、まぶたの腫れが強い、目のけが
いびき・口呼吸 まず小児科で睡眠の様子・アレルギー性鼻炎を評価 扁桃・アデノイド肥大の手術相談
花粉症・アレルギー性鼻炎 小児科(当院はアレルギー専門外来で舌下免疫療法まで対応)

小児科で診られること・専門科へ紹介すること

耳・鼻の症状

子どもの中耳炎の多くは、かぜに続いて起こります。小児科でも鼓膜を観察して抗菌薬の要否を判断し、経過を見ます。耳だれが長引く、聞こえの心配がある、鼓膜切開やチューブ挿入を検討する場合は耳鼻科へご紹介します。鼻吸引は当院でも行っています。

皮膚の症状

乳児湿疹・おむつかぶれ・あせも・とびひ・アトピー性皮膚炎の保湿と塗り薬の指導は小児科で行います。食物アレルギーが関わる湿疹は、アレルギー検査と合わせて診ます。いぼ・水いぼの処置や、皮膚科での特殊な検査が必要なときは皮膚科をご紹介します。

目の症状

かぜに伴う目やには小児科で対応します。鼻涙管が詰まって涙や目やにが続く赤ちゃんも、まず小児科でご相談ください。視力や斜視の心配、目のけがは眼科へご紹介します。3歳児健診での視力検査で指摘があった場合も眼科へ。

一度に複数の症状があるときは小児科へ

「鼻水と咳と湿疹」のように症状が複数あるときは、体全体を診る小児科が向いています。特に乳幼児は、鼻水が長引いて中耳炎になる、咳が続いて喘息が見つかる、など症状がつながっていることが多いためです。かかりつけの小児科で全体を把握し、必要に応じて専門科と連携するのが、お子さんの負担が少ない受診のしかたです。

当院から紹介できる医療機関

東京都立広尾病院、日本赤十字社医療センター、国立成育医療研究センター、東邦大学医療センター大橋病院、東京慈恵会医科大学附属病院、昭和大学病院と連携しています。専門科の受診が必要なときは、紹介状をお書きします。

よくあるご質問

Q. 中耳炎は小児科で治せますか?

多くは小児科で診断・治療できます。抗菌薬が必要かどうかを鼓膜の所見と年齢で判断し、経過を見ます。改善しない場合や繰り返す場合は耳鼻科をご紹介します。

Q. 湿疹は皮膚科のほうがよいですか?

子どもの湿疹は保湿と塗り薬の使い方が治療の中心で、小児科で十分対応できます。食物アレルギーや喘息と合わせて診られるのは小児科の強みです。

Q. 鼻水を吸ってもらえますか?

できます。乳児の鼻づまりで飲みが悪いときなどにご相談ください。

監修:恵比寿こどもクリニック 院長 保科しほ(日本小児科学会専門医・指導医)/最終更新 2026年9月12日

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